逆子になる主な原因は特にないといわれています。
自宅分娩が主だった時代は、逆子でも陣痛が予定日近くにきて、そのまま経膣分娩するのが普通でした。
ただ逆子の場合は少し難産傾向になるために、赤ちゃんとお母さんの負担を減らそうということで、今は逆子は帝王切開で安全に取り上げるのが普通になってきたという事情があります。
逆子のお灸は有名ですが、以上の理由から本当の目的は難産を避けるためのお灸だったようです。
ただし逆子でもスルンと生まれてくる子もいっぱいいたようです。
逆子自体は異常ではなく、赤ちゃんが居心地のいいと思う位置が逆子の状態だっただけなので、赤ちゃんにとって今の位置は「自然」です。
そういうこともあって、お灸他あれこれ試して赤ちゃんの位置が変わっても「やっぱりここがいいの」と逆子の位置に戻ってしまう赤ちゃんも結構います。
あるいは、「ここがいいから、うごくのいやだ」と何をやっても位置を変えない赤ちゃんもいます。
でもどちらも赤ちゃんにとっては自然な位置なので、その場合はお母さんは赤ちゃんの意志を尊重してあげて下さいね。
産科の過去のデータによると、10人の逆子がいても予定日近くまで逆子なのは1〜2人と言われています。
昔は予定日直前に逆子が戻ってから陣痛が来るということも普通にあったようで、検診で逆子でも特に心配することは無かったようです。
しかし現代は37〜38週で予定帝王切開となるため、予定日近くの逆子のデータをとることは無理なようです。
そういうわけで、仮に予定帝王切開になったとしても直前に廻る子も珍しくないので、今お腹にいる赤ちゃんをゆったりと見守ってあげてほしいと思います。